新築住宅の購入なんて、これっぽっちも考えていなかった賃貸アパート暮らしの私が、妻の煽りから2週間で心変わりした経緯について共有したいと思います。
自己紹介
我が家は2024年4月現在、一条工務店のグラン・スマートという商品で住宅を建築中です。完成、引き渡しは6月の予定です。
家族構成
家族構成は、私と妻、そして子供の3人家族です。現在、私は40代半ば、子供は4歳です。ちなみに我が家は共働きで、私も妻もフルタイムで働いてます。
居住地
居住地は長野県です。建築物エネルギー消費性能基準等に関する地域区分でいうと、長野県は地域によって区分2から5に該当するようですが、私の住む地域は区分3です。地域区分3は、ざっくり言うと、北海道の一部と東日本の寒い地域が該当しているようです。私が住んでいる地域は、夏の日中は30℃以上、冬の朝はマイナス5℃以下になることが珍しくない、そんな地域です。家の性能を決める上で役に立つと思いますので、参考にしてください。
現在の住まい
私たちの現在の住まいは賃貸アパートです。築7年の2階建てアパートの2階部分に住んでいます。間取りは2LDKです。冷暖房設備はエアコンのみです。夏はエアコンで問題ありませんが、冬の朝はエアコンの暖房では力不足で、寒くて本当に嫌になります。
家を買うきっかけ
2022年12月下旬、クリスマスが終わって、新年まであと数日くらいのころです。妻が唐突に「最近ちょっと家が気になってる」と言ってきたんですよね。買う買わないは別として、いろいろ見たり、情報収集を始めたい、ということでした。
家を買う気はなかった。
それまで、我が家では、当時3歳の息子が、小学生になって自分の部屋が必要になるころに、住まい探しをしよう、と考えていました。2LDKから3LDKの賃貸への引っ越し、あるいは中古住宅の購入、もしくは新築住宅、この3つの選択肢から、そのときの我が家の状況で決めればいいと、そう思っていたはずでした。少なくとも私はそう思っていました。そう思っていたのに、まさかの妻の心変わりです。いや、良く言えば事前調査の開始です。
情報収集の開始。
夫婦で話し合った結果、仮に当初の予定どおり、3、4年後に新しい住まいを探すとしても、今から新築住宅の情報収集しておいて、悪いことは特にないよね、ということになりました。なってしまいました。具体的には、ネットで情報収集、オープンハウスの見学、住宅展示場に行ってみる、の3本です。そのときの年末年始、ネットでの情報収集に、私はほどほどに、妻は夢中になっていたのを今でも覚えています。オープンハウスに関しては、アパート暮らしのせいか、ちらしがよくポストに入って来るので、気になる家があれば、行ってみよう、ということになりました。そして住宅展示場ですが、正月休み明けの最初の週末、成人の日を含む3連休に近くでイベントがあるようなので、行ってみることになりました。危ない。非常に危ない。なぜなら、私たち夫婦は、内見したらほぼ引っ越しを決めてしまう、気になる車を見に行ったら買ってしまう、ということを過去に何度か経験しているからです。
そして、住宅展示場での見学が終わりました。さすがにその最初の見学のときではないですが、そこから1か月半後の2月下旬に、一条工務店で仮契約をすることになります。予想どおり、と言いますか、なるべくしてなった感があります。
一条工務店に決めた理由
理由1:無駄がなくかっこいい。
まず1つ目の理由は、「太陽光発電のソーラーパネルが載った平屋が、無駄がなくてかっこいい。」と思ったからです。はい。今ではわかってます。見た目が「かっこいい」という理由で一条工務店を選ぶ人が少数派であることを。でも、そう思っちゃったんです。ネットで「平屋 太陽光発電」で検索していろいろな家の外観を見て、1番かっこいいと思ったのが、一条工務店の商品でした。完成された屋根の上にソーラーパネルが載っているのではなく、屋根一体型のソーラーパネルは、無駄がなく、かっこいいと思ってしまいました。ちなみに、一条工務店の主力商品の外壁に使われている「ハイドロテクトタイル」も、かっこいいと思いました。
理由2:性能が良く、コスパがよい。そして全館床暖房。
2つ目の理由は「性能が良く、コスパがよい。そして全館床暖房。」です。今、私はアパートで冬の寒さにかなりの嫌気とストレスを感じています。一生に一度あるかないかの買い物になるであろう新築住宅の購入で、妥協したくない部分があります。それは家の性能です。家の断熱や気密、耐震などにおいて安心できる家を買いたい、という強い思いがあります。その点、一条工務店は「家は、性能。」というテーマで家づくりをしているハウスメーカーなので、私たち家族の希望にぴったりでした。そして、一条工務店はコストパフォーマンスが良いハウスメーカーだと言われています。高性能と高コスパを2つ目の理由として挙げましたが、最終的にはこれが最大の理由だったと感じています。
理由3:営業担当者ガチャ大当たり。
3つ目の理由は「営業担当者ガチャ大当たり。」です。今風の言い方で不適切かもしれませんが、私たちは良い担当者に巡り会いました。いつも丁寧でわかりやすく、詳しく説明してくれ、当然かもしれませんが、とことんサポートしてくれます。一生に一度あるかないかの大きな買い物で、もし担当者ガチャが大ハズレだったら、一条工務店ではなかったかもしれません。
理由4:展示場で見て満足した。
4つ目の理由は「展示場で見て満足した。」です。実際に展示場で見て、説明を聞いて、一条工務店のデザインや機能に満足しました。私たち夫婦は、わりとシンプルなデザインが好みのようです。ドアや引き出し類はソフトクロージャー機能が基本的に標準だったこと。そして、標準で選べるシューズボックスやキッチン、洗面化粧台、クローゼットなどの使い勝手や収納量が、私たち夫婦にとって、必要十分だと感じました。
理由5:予算内で買える家があった。
5つ目の理由は「予算内で買える家があった。」です。もしかしたら、ある意味これが1番かもしれません。一条工務店で私たちの要望に合う商品は、価格別に言うと安いほうから「アイ・スマイル」、「アイ・キューブ」、「アイ・スマート」、「グラン・スマート」の4種類です。展示場で、予算はざっくりと2,500万、3LDKの平屋を考えている、ということを伝えたところ、「アイ・スマイル」であれば十分に購入可能だとわかりました。また、坪数を減らしてコンパクトな家になるかもしれませんが、「アイ・キューブ」や「アイ・スマート」という商品も検討可能だろう、ということでした。結局、我が家は4つの中で一番高い「グラン・スマート」を、狭さと引き換えに選ぶことになります。
理由6:他のハウスメーカーとの縁を感じなかった。
理由ではないかもしれませんが、他のハウスメーカーについて話したいと思います。全国的に名前が知られているいくつかのハウスメーカーと、地元の工務店について、ネットで情報を収集しました。その上で、一条工務店を第一希望、タマホームを第二希望と決めて、展示場に向かいました。当日、一条工務店で話を聞いたあと、特に理由があった訳ではありませんが、パナソニックホームズの家を見ました。パナソニックホームズでは、私たちの予算では難しい、とストレートに言われ、一条工務店への気持ちが強くなりました。別の日、予約なしでタマホームに足を運びましたが、運悪く込み合っていて、資料を受け取るのみで終わりました。説明を受けていたら、未来が変わっていた可能性は否定できないので、タイミングや巡り合わせは、かなり重要だと、今更ながら思います。一条工務店以外の選択肢について、すでにネットでたくさんの情報を収集して比較済みだったことに加え、一条工務店への気持ちが強くなり始めたこともあり、パナソニックホームズ以外で、モデルハウスの中を見ることは、それ以降ありませんでした。
以上、私たちは一条工務店と契約することになります。
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